私がWebライティングの副業をオススメしない理由
在宅でライターの副業、やってみたい方は多いと思います。会社員の方でも簡単にできそうだし、主婦でも簡単にできそうだし。「文章書くの得意だから大丈夫♪」と考える方もいるでしょう。私も実はやってました。ちょっとツラかったです。向き、不向きはあるので何とも言えませんが、これから始める方のために私がツラかった理由を綴ります。
在宅でライティングの副業してみたい
まず、ライティングについてです。私がやっていたのは「クラウドワークス」「ランサーズ」などのサイトで仕事を見つけてライティングの副業をする方法でした。
私も「ライティングの副業で数万円位ならそんなに大変じゃないのでは?」と思い、始めました。
今回は「クラウドワークス」「ランサーズ」でどのように仕事を得るか、と言うのは省きます。実際にやってみてどうだったか、と言う点に注力しますので、その前段階の方はお役に立てないかもしれません。
Webメディア(キュレーションサイト)に応募
最初に応募したのは「料理のレシピ」を執筆するサイトです。募集の文面はこんな感じでした。
■未経験歓迎!食・グルメに関するコラム執筆。記事のテーマはこちらで用意します!
だいぶ省略しましたが・・・。まぁ初めてでよくわかりませんでしたので応募しました。他の募集も似たような記載です。今ならわかるんですが「記事のテーマはこちらで用意します」が結構曲者です。
記事のテーマと内容は、採用されなければわからないので、応募段階で初心者ができるかどうかは自分では判断できないです。やってみるしかない!
最終的に私がライティングしたのは3メディア。食・グルメ×2社、旅行1社です。そのうち2つは今はもうなくなっています。
実際のライティングで苦労したこと
3メディアともに採用前にライティングのテストがありました。そんなにハードルは高くないので、ここでは苦労しなかったです。ブログなどを日常的に書いていた方がやりやすいかもしれません。
また、実際ライティングを開始すると、平均して1週間で4~5記事、多い所だと2週間で15記事を求められました。2週間で15記事って、ほぼ毎日量産です。文字を書くだけなら、たいして苦労はないんですが、時間がかかるのが「画像」と「調査」です。
記事に見合った画像を探すのが大変
一番苦労したのは、ズバリ「画像」、写真です。旅行サイトで執筆していた時、それが自分が行った事がない場所ならば、画像をどこからか探してこないといけません。しかも転載OKのキレイに撮影されている写真を!これがめちゃめちゃ時間かかります。
だいたいある程度は画像取得の連携先があって、そこから画像を拾えるようになっているんですが、イメージに合うものを探すのにひたすら時間がかかりました。
私が執筆していたのは、もう3年以上前なんですが、そのころは今より、全体的に無断転載の意識は低かったものの、私の中では「いけないこと」だと思っていたので、最終的には自分で撮影できる内容の記事しか書きませんでした。
なんだかんだ言っても、画像探しが一番、時間も労力も、プレッシャーもかかります。
記事の内容を調べるのが大変
もう一つ時間がかかったことは、内容によっては「正しい情報」「引用文」などをひたすら調べます。例えば旅行サイトなら目的地までの行き方や方法、目的地以外の何か、周辺の状況、飲食店、など。ひたすら調べます。
行った事がない場所や、行った事がないお店のことを書く時は調べる時間よりも「行った方が早い」と考えることも多かったですが、それではなんのためにやっているのかわからない・・と言う矛盾も抱えました。
これも最終的に、自分で行った場所や書けそうな記事をチョイスして書くようになりました。
1記事あたりにかかる時間
2000文字~3000文字程度の記事を選んで書いていたんですが、休みの日であれば2本位書けました。平日、仕事が終わってからだと、なかなかしんどかったです。なので、1週間に5~7記事を目安にやってました。なかなか遅筆だと思います。
また、この「2000文字~3000文字」ですが、大抵「自力で書いた文字数のみカウント」されることがほとんど。例えば「お店の住所、電話番号」や「目的地へのアクセス方法」、レシピの場合は「材料」などは文字数にカウントされない!!!ことが多かったです。
なので、実質5000文字位は書くんですよね。ええ。
結局、1年半ほど続けて、今はもうやっていません。仕事が忙しくなってしまい、余力がなくなったからです。余力があれば細々と続けていたと思います。
結局オススメしますか?しませんか?
今のキュレーションサイトの管理がどうなのかわかりませんが、画像を探す苦労がなければ、今でもできると思います。ただ、私はもうやらないですね。と、言うのも価格崩壊が進み過ぎていて、調べたり、画像を探す時間を考えるとやる気になれません。
ただし、良かったこともあります。記事の書き方とか、構成の考え方など知りえたこともたくさんありますので、それは良かったです。記事を書くのに調べたことも、知ったこともたくさんありますしね。
ガッツリ副業目的だとどうなのかなー、と、個人的には思いますが、それなりに稼いでいる方もいるみたいですので、興味がある方は一度試してみるのもいいかもしれませんね。
結論
実績を積みたい方、文章を書くのが好きな方は一度やってみたら、才能が開花するかもしれません。レッツチャレンジ☆
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